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書籍紹介:「納品」をなくせばうまくいく(著:蔵貫義人)

サービス体系およびホームページをリニューアルしました」にも書いたように、私は週末起業フォーラム主催の「週末起業ライター養成講座」を今月の初めに受講し、ライターとしても活動を開始しました。
ですが、ここのブログは更新していません(爆)

てめー自身が書いてねーじゃねーか!という怒りの声は幻聴でしょうか(笑)

というわけで、今回のサービス体系リニューアルのきっかけになった本を1冊、紹介します。

書籍の紹介

【書名】「納品」をなくせばうまくいく ソフトウエア業界の“常識”を変えるビジネスモデル
【著者】蔵貫義人(株式会社ソニックガーデン代表取締役)
【出版】日本実業出版社
【定価】1,600円+消費税

書籍の内容

新規事業とともに成長するソフトウエアを手にするための本

ソフトウエアを発注する人は、ソフトウエア開発を開発会社に発注すると料金が高いことや、発注したソフトウエアを実際に使ってみて変更したい箇所が出てきても、仕様変更を頼むと料金が高いといったことに悩みます。
一方、ソフトウエアを受注する開発会社、特に現場の技術者は、ソフトウエアを開発している途中で必ず仕様変更が入ることで「デスマーチ」と揶揄される過酷な労働環境に悩んでいます。

こういった悩みはどこからくるか。

本書は、ソフトウエアに関する悩みの原因は、「一括請負」と「納品」にあると看破し、その解決策として、著者が経営する会社で実践している「納品のない受託開発」を紹介・提案しています。

一括請負では、最初に何を作るかを決める「要件定義」という作業があり、見積り・契約・開発・納品はすべて要件定義に基づいて行われます。しかし要件定義というのは「未来に対する予測」であり、100%正しいということはまずありません。それでも契約の関係上、期日までに「納品」しなくてはならないのです。
そのためソフトウエア開発会社は、「納品」するために

  • 見積りの際、ある程度の仕様変更を吸収できるよう、金額や開発期間を上乗せしておく。
  • 開発中の、発注側からの仕様変更をなるべく受けない。

といった対応をします。

一方、発注者側にとっては、要件定義に基づく納品を数か月待たなくてはなりません。しかも、納品されたソフトウエアを使ったサービスが市場のニーズにマッチしているかどうかは、サービスを市場に投入してみないとわかりません。そのため、ニーズにマッチしなかった場合のリスクが大きくなり、要件定義が大きければ大きいほど改修にもお金がかかる、といった事態になります。

著者が提唱する「納品のない受託開発」は、「アジャイル開発」という開発手法を基礎とした受託開発手法です。
「アジャイル開発」というのは、最小限の機能だけを作って市場に投入し、市場の反応を見ながら改修を加えてソフトウエアを大きくしていく開発手法です。

月額の定額契約の範囲内で、発注者の要望を実現できる最小限の機能だけを作って提供し、市場に投入して、市場の反応を見ながら臨機応変に改修や機能追加をしていきます。そのため、

  • 最小限の機能だけを作って提供するため、市場に投入するまでの時間が短い。またその分、市場の反応を早く得られる。
  • 月額の定額契約のため、きちんとした要件定義は不要。また仕様変更にも、月額の定額契約の範囲内で柔軟に対応できる。
  • 開発量によって売上が上がるわけではないため、開発会社側もムダなものは作らない。結果として、料金も抑えられる。

といったメリットがあります。

また、メリットだけでなくデメリットや制限事項なども明記されており、「納品のない受託開発」に対する著者の真摯な姿勢が伝わってきます。

アジャイル開発の実践編として、ソフトウエア受託開発の新しい形を知ることができます。
ただし、ソフトウエア開発会社が「納品のない受託開発」を導入するための本ではありませんので、ソフトウエア開発会社の方は「こういう考え方もあるのか」と思いながら読むといいでしょう。

ソフトウエア受託開発の本は、プロジェクトマネジメントなど、一括請負を円滑に進めるためのノウハウが書かれているものが多く、一括請負ではない受託開発について書かれた本はありません。
またアジャイル開発についても、考え方を書いた本はありますが、現場で実際に実践している内容を書いた本はありません。

新規事業を立ち上げようと考えている人が、本当にほしいソフトウエアを手に入れるための、1つの道標を示す本です。

全国の書店で販売中です。
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「納品」をなくせばうまくいく ソフトウェア業界の“常識”を変えるビジネスモデル

最後に

いかがでしょうか?
ちなみに私がこの本に出会ったのは、「週末起業ライター養成講座」初日の開催直前、昼食をすませて本屋で時間をつぶしている時でした。
運命を感じずにはいられません。

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